AGEと血管の関係?

2013.12.23|AGAと病気 AGEが体に与える影響 抗糖化スキンケア

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kekkan

さて今回は、AGEと動脈硬化についての新たな関係性を
お伝えしていこうと思います。

脳梗塞、心筋梗塞などの原因となる動脈硬化はこれまで、
動脈硬化は体の酸化の原因となる活性酸素や高コレステロールが
原因としてよく伝えられていたことと思います。

まず、血管には内側に内皮細胞という細胞があり
その外側をコラーゲがぐるりと覆っていて
その外側を平滑筋という筋肉が包み込み
さらに外側をストッキングのように外膜という膜で覆っています。

そこでのコラーゲンの役割は血管に弾力としなやかを与えることです。

しかし、このコラーゲンが過剰な糖化により、AGE化していくと困ったことになるようです。

糖化したコラーゲンはしなやかさ、弾力性を失うばかりでなく、その内側と、外側にある内皮細胞と平滑筋に悪さをし始めるのです。

内皮細胞に対しての影響とは?


AGE化したコラーゲンは内皮細胞に対して血液中に流れている悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が細胞に入り込みやすい環境を作り上げてしまい、さらにその悪玉コレステロールの酸化を促進する働きを持っているそうです。

そして、悪玉コレステロールの侵入を受けた内皮細胞はダメージを受け炎症が起こり、炎症によりるSOS信号を血液中の免疫細胞である白血球がキャッチすると白血球中のマクロファージがやってきて脂とAGEにまみれた悪玉コレステロールを次々と食べることでやっつけていきます。

しかし、マクロファージにより食べられた悪玉コレステロールはジュクジュクとした粥のような残骸となり内皮細胞中にたまり盛り上がってしまいます。
この盛り上がった塊を「プラーク」というそうです。

プラークは溜まり続け、やがて薄い内皮細胞の膜はプチッと破れてしまいます。

内皮が破れることで血管は、破れたと勘違いをおこし出血した時と同じように、血管の内側に血液を固め、かさぶたを作ってしまいます。

血管の内側にかさぶたができてしまうとどうなるでしょう?
特に場所によっては髪の毛よりも細いといわれる毛細血管などでは血液に流れは極端に悪くなり血の塊ができやすくなり簡単に血管をふさいでしまいます。
いわゆる「血栓」です。

この血栓が、脳の血管、心臓の血管にできてしまい、血液の流れを止め、酸素をはじめ、栄養の供給を止めてしまえばその先の細胞は死んでしまいます。

その結果は、皆さんもよくご存じの脳梗塞、心筋梗塞といった病気として現れることとなります。

実は、脳梗塞、心筋梗塞といった病気を引き起こす粥状動脈硬化の真の原因がAGEにあったのです!
怖いですね!


平滑筋に対しての影響とは?

一方でAGE化したコラーゲンは、外側の筋肉である平滑筋にも悪さをしてしまいます。
とんでもない暴れん坊です。。。

AGE化したコラーゲンは平滑筋を刺激し筋細胞をドンドン増殖させていきます。
その結果、筋肉ムキムキになった血管はその厚みを増し、固くなってしまい動脈硬化となります。

血管は柔軟性を失い、血管の拡張、収縮にも影響を及ぼし血圧の上昇をまねく原因ともなりますね!

まとめ

血管内のコラーゲンがAGEかすると、コラーゲンとしての機能を失うばかりか、血管を内側では破壊し、外側では壁を厚くすがごとく筋肉の厚みを増していき内外のバランスがとても悪くなりもろい血管となってしまうということになります。

さらにたちが悪いのはAGEは臓器を元に戻そうとする修復機能までも狂わせてしまうことで、破壊の歯止めが利かなくなってしまうのだそうで、まったくもってたちの悪いことこの上ない限りです。

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