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◆ コラーゲンの糖化について
人の身体の中でタンパク質が糖化し、最終的にはAEGとなることは
既にご承知おきのことと思います。
人の身体は皮膚を始め、内臓や髪の毛など各細胞も含め
様々なタンパク質からできています。
つまりタンパク質が糖化するという現象は、
身体のあらゆる所で起きる可能性があるということになります。
年を重ねるほどに体温で過熱されたり、
ブドウ糖にさらされる時間が長くなればなるほど
体内のいたる場所でタンパク質が糖化し、
最終的にはAGE化して行くことになります。
怖いですね!
先にも述べたとおり身体の細胞を始め、各組織のタンパク質にはそれぞれ寿命があります。
◊例えば・・・
血液中のヘモグロビンは約4カ月
膝関節などの腱や目の水晶体などは100年以上と言われ、
人の平均寿命よりも長いものまであります。
つまり、同じタンパク質からできている組織でも
4ヶ月で入れ替わる物もあれば、 ほぼ一生変わらないものまで様々・・・
入れ替わりの早い組織なら、生活の中でAGEを増やさない習慣を意識した生活をしていれば
組織の細胞が入れ替わりば身体の糖化は比較的簡単に改善
できることになります。
しかし、コラーゲンなど人の寿命より長い寿命があるタンパク質ではそうはいきません
人の身体を作っているタンパク質の約3割がコラーゲンと言われており、当然その割合からもコラーゲンのAGE化は
体内で様々な影響を与えてしまう可能性も大きなものとなることは否定できないと思います。
一般的にコラーゲンと聞くとお肌をイメージする方が多いと思いますが、
コラーゲンは水晶体をはじめ、関節、筋肉などの腱や靭帯から、軟骨、血管、脳などにも多く存在します。
これだけ多くの場所に存在するコラーゲンが一旦、AGEしてしまえばその寿命からも入れ替わることは
非常に困難で、AGEは組織に対して一生影響を与え続ける事となってしまいます。
皮膚にたるみができて、血管は硬くなり、頭(脳)では、アルツハイマーや認知症など、
その原因は身体の酸化を始め、それぞれ個別の要因で起きると考えられてきたことが、
実はタンパク質のAGE化が原因だったという考え方は非常に興味深い新たな真実となりそうです。
◆ AGEが主なコラーゲン組織に与える影響は?
お肌とAGE :たるみ・しみ・しわ・くすみ等。 詳細記事>>Aeg皮膚
目の水晶体とAGE :白濁・白内障。 詳細記事>>Aeg目
関節とAGE :可動域減少・膝関節変形症等。 詳細記事>>Aeg関節<
血管とAGE :動脈硬化・血栓症等。 詳細記事>>Aeg血管<
脳とAGE :アルツハイマー症・認知症。 詳細記事>>Aeg脳
骨とAGE :骨粗しょう症。 詳細記事>>Aeg骨<
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